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宿題ダイブ

時々「到着ダイブは何時の到着まで大丈夫ですか?」という問い合わせがありますが、夏と冬では日の入りの時刻も異なるし、海況によっても潜れる場所(移動時間)が異なるし、ボートの場合は出航時刻が決まっているので、「大体昼頃までの到着なら大丈夫です」とお答えしていることが多いのですが・・・

「空港からの距離は普段潜るポイントよりも近く、海況にも左右されにくい奥武島でFUNダイビングはできないのか?」と、常連のゲスト数名からご意見をいただいておりました。

奥武島は講習ではよく使いますが、はっきり言って生物的には面白みに欠けるし、透明度もイマイチなので、今まで(台風などの特別な場合を除き)真面目にFUNダイビングで潜ったことはありませんでした。

そういう経緯で、宿題となっていた奥武島でのFUNダイビングの可否について検討してみました。

本日実際にデジイチを持って潜りに行ってみたワケですが、まず透明度がかなり悪かったということを前提に評価をしてみてください。

普段は平均5m程度はあるのですが、今日は1〜2m程度しかなく、最低に近い状態でしたので、まあこれよりも悪いことはないとお考えください。(今日のようなことがないかぎり、もっとクリアな写真になるハズです)


☆本日のコンディション☆

天気:晴れ
気温:21℃
風向:北のち北東
波高:3m

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


エントリー直後から引き返したくなる透明度でしたが、「これが最低ラインなので、これよりも悪い状態はないから評価のためのダイビングなのだ!」と自分に言い聞かせてがんばりました。

ヒメダテハゼはたくさんいるので「寄り」の練習には最適です。

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キンセンハゼも何度か見かけました。

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派手な生物が少ない中、ヒレナガスズメダイの幼魚が目立っていました。

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イシガキカエルウオは人気でしょう。

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イソギンチャクエビと、

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イソギンチャクモエビがほぼ同じ場所に。

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最後は意外と少なかったイバラカンザシ。

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60分1本勝負でこんな感じでした。

何度も言いますが、透明度はここでは最悪の状態ですので、普段はもっと良いハズです。
あとはレタッチで追い込めはもう少しクリアになるでしょう。


【例】(時間がなかったので雑になっていますがご了承ください)

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被写体や撮影スタイル的にここでも大丈夫という方は、ちょっと遅めの到着から1ダイブは可能ですよ。

是非よろしくお願いします。
by gallery-h | 2011-11-24 17:18 | 調査ダイブ
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